GeoTIFF ファイルの条件¶
DEM Layer を作成するための元データ(GeoTIFF)にはフォーマットについていくつかの条件があります。
ここでは、条件に合致するように変換する例を示します。
GeoTIFF データ変換¶
Mapray Cloud で DEM データを作成するためには GeoTIFF ファイルをアップロードします。
座標系¶
アップロード時に GeoTIFF に埋め込まれた座標系情報をもとに WGS84 (EPSG: 4326) へ自動変換されます。
座標系情報が正しく設定されていれば、平面直角座標系など他の座標系のデータもそのままアップロードできます。
データタイプ¶
Float32 または Int16(符号あり16bit整数)に対応しています。それ以外の場合は事前に Float32 へ変換してください。
Warning
この値はジオイド高を含まない標高値である必要があります。 お持ちのデータがジオイド高を含んでいる(楕円体高)場合は、事前にジオイド高を引いておく必要があります。
RasterType¶
GeoTIFF ファイルには GTRasterTypeGeoKey プロパティが必要で、値は Area である必要があります。
nodata¶
GeoTIFF の nodata 部分は除外され、透過のように扱われます。
データ変換の例¶
Mapray Cloud で利用するためのデータ変換の例を示します。
(参考)平面直角座標系から WGS84 への変換¶
WGS84 への変換はアップロード時に自動で行われるため必須ではありませんが、変換結果を事前に確認したい場合は以下のように変換できます(例として平面直角座標系8系(EPSG: 6676)を使用)。
変換には gdalwarp を使用します。
gdalwarp -s_srs EPSG:6676 -t_srs EPSG:4326 source.tiff converted.tiff
ジオイド高を含んだ(楕円体高)データからジオイド高を引く¶
EGM96 のジオイド高が含まれるデータから、ジオイド高のみを引く場合は以下のように変換します。
gdalwarp -s_srs "+proj=longlat +datum=WGS84 +no_def" -t_srs "+proj=longlat +datum=WGS84 +no_defs +geoidgrids=egm96_15.gtx" source.tif converted.tif
データタイプの変換¶
データタイプを Float32 へ変換します。
gdalwarp -ot Float32 source.tiff converted.tiff